硫酸カルシウム（石膏）は飼料においての疾病予防機能

Oct 14, 2016

石膏は家禽の疾病予防においても重要な役割を担っている。

1．伝染性ファブリキウス嚢病

病気になった鶏は大量に尿酸塩を排泄するため、体が脱水してカルシウム不足を引き起こす。もしタイムリーに補充しなければ、後期に病気になった鶏は常に地面に横たわって、飲まず食わずで、衰弱して死んでしまった。治療する時によく高免卵黄抗体を用いて筋肉に注射して、すぐに効き目が出るが、ある鶏は高度にカルシウム不足で、神経筋興奮性に低下させるために寝たきりで、さらに昏睡になって、卵黄抗体が毒副作用があると誤解され、実はそれがこの病気の後遺症である。単一に生石膏を2%の比率で飼料に混合して、連続的に3日間にフィードして、回復することができ、立たれない者に対して飼料の食べることを補助すべきである。漢方処方で治療を行う場合は、必ず石膏粉を追加し、すぐに効き目が出て、治癒率が高いだけでなく、後遺症を残しない。

2．羽つつき

羽つつきはグループ飼養においてよくある異食癖で、起こる原因はほとんど飼料の中に含硫アミノ酸が不足していることである。もしタイムリーに1%～2%の石膏粉を飼料に混合して給餌すれば、硫元素を補充して、タンパク質の合成を促進すると同時に、鶏の大脳の興奮性を低下し、迅速に羽つつきの発展を抑制することができる。

3．産卵期のケージ飼育疲労症

産卵のピーク時には、カルシウムの需要量が増えるが、飼料に頼ってタイムリーにカルシウムを補充することができないで、高産量のニーズを満たすことができない、鶏の産卵量が低下し、殻の軟らかい卵と殻の薄い卵が増え、鶏の麻痺などを引き起こす。この症状が現れた後に、元のカルシウム量の上に0.5%～1%の石膏粉を追加して、またビタミンAD粉でカルシウムの補充に配合して、骨粉、貝殻はカルシウムを補充すると同時に、卵殻の基質の合成に役立つ。

4．大腸菌症

　　石膏は筋肉を産生し、潰瘍を軽減する特徴がある。大腸菌症を治療する時に、抗生物質または他の薬物を使用すると同時に、飼料に適量の石膏粉を追加して、腸や各臓器の炎症病巣の除去と癒合を促進し、鶏の回復を加速することができる。

5．防熱ストレス

生石膏は解熱する作用があるため、夏の暑い季節で、それを飼料に混合して鶏に給餌し、効果的に熱ストレスを緩和し、危害を軽減することができる。